東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントに、ひときわ怪しい雰囲気を放つ高層ホテルがそびえ立っています。それが「タワー・オブ・テラー」。外観を見上げただけで、何か不吉な空気が漂ってくるような建物です。1899年の大晦日に起きた謎の失踪事件から100年以上が経ったいまも、ハイタワーホテルは封印されたまま。
絶叫系・ドロップ系が好きな方にとっては、東京ディズニーシーで絶対に外せないアトラクションです。一方、落下や浮遊感が苦手な方にはかなりハードルが高いのも正直なところ。このガイドでは、待ち列の雰囲気からストーリー、混雑を避けるコツまで、タワテラのすべてを余すところなく掘り下げていきます。
タワー・オブ・テラーってどんなアトラクション?
基本情報
アメリカンウォーターフロントにそびえる廃墟ホテル「ホテルハイタワー」を舞台にしたフリーフォール型アトラクションです。薄暗い待ち列から不気味な雰囲気が漂い、プレショーを経てエレベーターに乗り込むと、暗闇の中で急上昇と急降下を繰り返す展開が待っています。落下時の浮遊感は東京ディズニーリゾート屈指の強烈さで、絶叫系が好きな方にはたまらない一作です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| エリア | アメリカンウォーターフロント |
| 身長制限 | 102cm以上 |
| ディズニー・プレミアアクセス | あり(1,500円/回) |
| シングルライダー | なし |
| プレショー | あり |
| 主な登場キャラクター | ハリソン・ハイタワー三世、シリキ・ウトゥンドゥ |
アトラクションの大まかな流れ
エントランスをくぐると薄暗い廃墟空間が続く待ち列へ。骨董品や謎の展示物を眺めながら進むと、暗い映写室のような空間でプレショー映像が上映されます。その後エレベーターに乗り込み、ホテル内部を上昇。暗闇の中で演出が展開されながら、急上昇と急降下を3回繰り返してフィニッシュです。降車後は出口ショップへと続きます。
ストーリーと世界観
ハリソン・ハイタワー三世という男
タワー・オブ・テラーの舞台「ホテルハイタワー」のオーナー、ハリソン・ハイタワー三世は、世界中を旅して秘宝を収集してきた大富豪の冒険家です。探検家・冒険家たちが集う秘密結社「S.E.A.(探検家&冒険家協会)」のメンバーでもありました。
ちなみにS.E.A.は、東京ディズニーシーのいたるところに痕跡が残っている組織で、気づくとパーク全体の世界観がより深く見えてきます。タワー・オブ・テラーはその壮大な世界観の入り口でもあります。
呪いのアイドル「シリキ・ウトゥンドゥ」
事件の発端となったのが、ハイタワー三世がアフリカのコンゴ川流域に住むムトゥンドゥ族から強奪した偶像「シリキ・ウトゥンドゥ」。族の人々から「触れるものすべてを呪う」と恐れられていた神聖な像です。
現地の警告を無視してシリキ・ウトゥンドゥを持ち帰ったハイタワー三世は、1899年の大晦日、ホテルでのニューイヤーパーティーの夜にエレベーターへと乗り込みました。するとその瞬間、緑色の雷がホテルに落ちて停電が起き、エレベーターは制御不能のまま落下。エレベーターの中には帽子とシリキ・ウトゥンドゥだけが残され、ハイタワー三世は二度と姿を現すことはありませんでした。
それ以来、ホテルハイタワーは閉鎖。呪いの夜のまま時が止まり、廃墟と化しています。
そしてゲストは「ニューヨーク市保存協会による見学ツアー参加者」として建物の中へと招き入れられます……。
ホテルハイタワー内の雰囲気
並び列の展示が雰囲気を盛り上げる
アトラクションの入口をくぐった瞬間から、すでに体験は始まっています。
待ち列は薄暗く、建物の中をゆっくりと進んでいきます。1899年から時が止まったかのような廃墟然とした空間には、ハイタワー三世が世界中から集めた秘宝や不思議な展示物が所狭しと並んでいて、「この男はいったい何をしてきたのか」という好奇心をじわじわとかき立てられます。
ただ眺めているだけでも楽しめる造り込みの密度は相当なもので、初めて訪れた方ほど「こんなに細かいのか」と驚くのではないでしょうか。薄暗さと静寂の中でじわじわと高まっていく緊張感は、絶叫系好きにとっては最高。並んでいる時間が、すでにアトラクション体験の一部になっています。
プレショー|謎のフィルムが語る失踪の夜
乗車前にはプレショーがあります。暗い映写室のような空間に通され、ハリソン・ハイタワー三世の失踪事件を記録した古い映像フィルムが上映されます。
このプレショーは「説明パート」ではなく、ホテルの不気味な雰囲気をさらに高めるための演出として機能しています。映像の内容はストーリーの核心に触れるため、初乗りの方はぜひじっくりと観ておくことをおすすめします。プレショーの内容を理解した状態でライドに臨むと、暗闇の中での演出の意味が何倍も深まります。
ライドの見どころ
エレベーターに乗り込む瞬間
プレショーを終えると、いよいよ乗車です。ゲストはエレベーターのかごに乗り込み、ホテルの内部を上昇していきます。エレベーターの内装もしっかりと作り込まれており、扉が閉まった瞬間の「閉じ込められた」感がすでに恐ろしいです。
A・B・Cの3コース
タワー・オブ・テラーには「Aコース」「Bコース」「Cコース」の3種類のパターンが存在します。いずれも落下回数は3回ですが、上昇と落下の順番や落下距離がそれぞれ異なります。どのコースに案内されるかはランダムのため、「次はどうなるんだ」という緊張感が最後まで途切れません。
「今日は短かった」「今日は連続して落ちた」など、乗るたびに感覚が違うのがこのアトラクションの醍醐味です。リピーターが何度でも足を運ぶ最大の理由がここにあります。
暗闇の中で展開される演出
ライド中、暗闇の中でシリキ・ウトゥンドゥにまつわる恐ろしい演出が展開されます。光と影、音響、そして落下のタイミングが絶妙に組み合わさって、「怖いのに目が離せない」不思議な体験が続きます。
落下時は強烈な浮遊感があり、そこが苦手な方にとっては本当にキツいポイントです。逆に言えば、あの「ふわっ」とした感覚がやみつきになっている方には、何度でも乗り直したくなる中毒性があります。
怖さレベルと注意点
こんな人におすすめ・おすすめしにくい
| タイプ | おすすめ度 |
|---|---|
| 絶叫系・ドロップ系が大好き | ◎ 楽しみましょう |
| 雰囲気・ホラー演出が好き | ○ 待ち列から楽しめる |
| 落下・浮遊感が苦手 | △ 要覚悟 |
| ジェットコースター全般が苦手 | × 無理せず外から眺めるのもありです |
落下のスリルと、窓から見えるパークの美しい景色が同時に楽しめるので、それが好きな人には最高のアトラクションです。
一方で落下系や浮遊感が苦手な方には、積極的におすすめしにくいところ。どのコースになるかはランダムのため、「1回だけかな」と思っていたら連続して落ちることもあります。同行者が乗る場合は、外のベンチで待つという選択肢も立派な判断だと思います。
混雑を避けて乗るためのコツ
ディズニー・プレミアアクセス(DPA)を活用する
タワー・オブ・テラーは年間を通じて人気が高く、混雑日には開園直後から待ち時間が60〜90分を超えることも珍しくありません。ディズニー・プレミアアクセス(DPA)を購入すれば、指定した時間帯に優先的に乗ることができます。
初めての来園で確実に乗りたい場合は、開園直後にDPAを確保しておくのが安心です。
目の前に泊まれる!ミラコスタのヴェネツィアサイド
タワー・オブ・テラーが建つアメリカンウォーターフロントに直結しているのが、ホテルミラコスタです。「ヴェネツィアサイド」の部屋を選ぶと、ホテルハイタワーがすぐ目の前に見えて、パーク内に宿泊するという特別な体験ができます。
ホテルハイタワーが見える客室からの眺めは格別で、夜になると不気味に光るホテルの外観をゆっくりと堪能することができます。パークで遊んで疲れたらホテルで休憩、またパークに行って思いっきり遊ぶという楽しみ方もできるので、せっかくのパークを思う存分楽しみたい方には、ミラコスタ宿泊は本当におすすめです。
▶︎ 東京ディズニーリゾート(R)周辺ホテルを楽天トラベルで見る
▶︎ 東京ディズニーリゾート(R)周辺ホテルYahoo! トラベルで見る
